2013年4月1日月曜日

第一章を終えて・・・

こんにちは^^
マリーです♪

第一章「ジン兄様の過去世編」が一応終わりましたので、あとがき的なものを書こうと思いますw
かなり長くなると思いますが、画像をちょこちょこと入れつつ書いていこうと思いますので、よろしければどうぞ最後までお付き合いください^^

まずは、第一章の主要メンバーのご紹介を・・・♪


過去世編で主人公的立場にあったジークフリート役の兄様方ですw
ちなみに、物語に登場していたのは向かって左側のジークフリートです。
左側がジン兄様、右側は今回急遽ジークフリートに扮してもらったユウキ兄様になります^^

兄様方はフレンドのゆきさんのところからゆきさんのご好意でうちのワールドに来ていただきました♪

今回のお話を展開していくに当たり、ジークフリートを兄様方のどちらに扮してもらうのかという点で、何が決め手になったのかというと、実は髪色だったりします。

ジン兄様は黒髪ですが、ユウキ兄様はやや赤みを帯びた茶髪で、絵的に人に与える印象として黒髪の方が今回のような作品内容にイメージが合うと思いました。


ジン兄様のアップw
美しいでしょう~~~((((((( *ノノ) キャー
こんな美しい人っていますかね?


ユウキ兄様のアップも♪
さすが双子、まったく同じお顔なんですけど、髪色や肌色で印象が違いますよね^^
どちらも美しいことには変わりないけど(*´艸`)ウフフ

予想はしていたけど、こんなにも美しいと思ってなくて、いざジークフリートの撮影をする際、もうね、私がメロメロになっちゃうんですよ(笑)
なんで私はシムじゃないんだろう!とこんなにも思ったことはないですw
私もシムになって兄様方を触りまくりたい衝動に常にかられていました(爆)
もうセクハラしたくてたまりませんでしたよwww あははっ


こちらは学院にいる現在の兄様方ですね^^
あ、ちなみに、兄様方の背後に飾ってある絵はゆきさんのご好意でいただいたものです♪
もちろんこれも兄様二人ですよ~(*´▽`*)

元々私がジン兄様の大ファンなのです。
いつも変態的な妄想を抱いてはゆきさんのブログに想いの丈を日々書きなぐっていました(笑)
なんでこんなにジン兄様が好きなのか、自分でも良くわかんないんですよね(^^;
でも、私にとってはどうしても無視できない、見つめずにいられない魅力があるんですよ。

いざ兄様方にうちのワールドに来ていただいて、フリーウィルで二人の生活を観察していたら、ユウキ兄様が実はとってもやんちゃで可愛らしい性格なんだとわかり、ユウキ兄様のファンにもなったんですけどねw

兄様方は元々双子ですが、私にとってジン兄様はワイルドで、多少無茶なことをやってもなんだかんだ受け止めて許してくれそうな気がする包容力を感じさせる頼りになる男性ですが、ユウキ兄様はちょっと危なっかしい、甘えたさんで愛らしい姫に見えます(笑)


過去世編に登場したジークフリートの恋人役のユリアと、その娘のマリアw


マリアが実はマリーだったというのは、作中でもそれとわかるようなシーンがあったのでわかりやすかったかもしれませんが、ユリアが実はゆきさんだったと私が種明かしをしなくても気付いてくれた人って、何人くらいいらっしゃるのかな?

ユリアはうちに来ていただいたゆきさんの分身さんの髪型と口紅を変えてコンタクトを入れただけのイメチェンなのですが、ゆきさんご本人も途中まで気付かなかったと言っていたので、これは作中でゆきさんだったんだともっとわかるシーンを入れるべきだったな・・・と反省しました(^^;
そうじゃないと、このブログしかご覧になっていない人は、お話を読んだだけでは意味が通じないようなシーンが出てきちゃうので・・・


そして、現在のゆきさんとマリーです^^
ゆきさんはキリッとしたお顔なので、ビシッ!とかバシッ!とか、そういう効果音が似合いそうなPoseがピッタリでしたので、そういうのを意識したPoseばかり使っちゃいましたよw
なので、性格もイケメンっぽくなってますww

ゆきさんはゆきさんの分身さんですので、ご本家では別に兄様方と血のつながりはないのですが、うちではなんとなく兄様方に「ねーちゃん」と呼ばせたい衝動にかられ、急遽姉になってもらい、その後、創作をしようという流れになって今回のようなお話になりました^^

作中でマリーがジン兄様のストーカーなのは、もちろん私がジン兄様のストーカーと自称しているからなのですが(笑)、ゆきさんにも『もしシムのマリーに恋人が出来たとしてもジン兄様のストーカーをやめないで』と言っていただいているので(笑)、まぁ言われるまでもなくやめるつもりはまったくありませんが(爆)、とにかく私はゆきさん(とジン兄様・笑)公認のジン兄様のストーカーですwww


それから、過去世編に登場したヴォルデとウィンさん^^
この二人は真祖ヴァンパイアの役ですね。

ヴォルデは自作シムですが、ウィンさんはフレンドのAliceさんのところからAliceさんのご好意でうちのワールドに来ていただきました^^
本当はAliceさんのところからはウィンさん以外にも数名のシムたちに来ていただいているのですが、今回の作品の主要メンバーではないため、ここでのご紹介は割愛させていただきます。

真祖とは、私が調べたところによると「吸血行為からではなく、後天的に魔術的なものや人体実験などで人間からヴァンパイアに変化したか、もしくは真祖と真祖の間に生まれた存在」のことを言うらしいです。

うちではヴォルデもウィンさんも、そしてジークフリートも前者の「魔術的なものや人体実験などで人間からヴァンパイアに変化した」という設定になっていて、三者それぞれにヴァンパイアになったときのエピソードが私の脳内に一応あります。


こちらが現在のヴォルデ(マサキちゃん)とウィンさんですね^^
ちなみに、マサキちゃんはフリーウィルだと二枚目とかクールさからは程遠い三枚目シムです(笑)。
なので、創作でくらいクールなイケメンをやらせてやりたくてヴォルデが誕生したのですが、みなさんにカッコイイと言ってもらえて本当に良かったですよww

ウィンさんは現在も過去世でもどちらもティーンですが、ティーンなのに本当に色っぽいですよね~^^
ご本家のウィンさんは大人ですし、創作の中のウィンさんとは口調も性格も違いますし人間嫌いでもないのですが、「こんなウィンさんもアリじゃないか」と思ってもらえるような、気品と美しさがあって、時には厳しいことを言うこともありますが、愛情深い優しい性格、というキャラクター作りを目指したつもりです^^

過去世で、実はヴォルデはひそかにジークに想いを寄せていましたが、ジークはユリアを好きになるなどノーマルでしたし、ヴァンパイアは人間から恐れられるあまり閉鎖的な生活を余儀なくされていましたので、もし気持ちを告げて気まずくなった場合、どこにも逃げ場がありませんので、そんな諸々の事情からヴォルデは自分の想いを胸にしまって友人としてジークに接していましたが、ウィンさんだけはヴォルデの気持ちに気付いていました。
それは、ウィンさんもヴォルデと同じように同性愛者だからという理由が実はありました。

作中で説明していないけど、実はこうだったんだよ、という部分が結構あるかもしれません(^^;

ウィンさんのお話をいつか描こうと思っていて、それがウィンさんが同性愛者だとわかるお話になるので、それで今回のお話でいちいちそこに触れなかった、というのもあるんですけどね。


学院では錬金術の講師で魔法使いでもあるカイト^^
彼は自作シムになりますw

カイトがなぜユウキ兄様と恋人同士なのかというと、創作をする前、フリーウィルプレイでカイトとユウキ兄様が初めて会ったその日のうちに親友になり、それから毎日ユウキ兄様から欠かさず電話がくるようになり、ラブレターも沢山いただいたり、フリーウィルで口説き合ったりしていたので、それでカイトからアタックして交際するようになったという経緯があったためです。

その関係をそのまま創作の中でも生かすことにしました^^
ただ、創作の中では二人の馴れ初めは別のものを考えていますけどねw
いつかそのお話も描く予定です♪

この二人の恋愛の様子を見て、私はユウキ兄様が実はものすごく可愛らしい性格なんだと知ったんですよ^^
恋をしているユウキ兄様は本当に可愛らしくて可愛らしくて・・・(*´▽`*)
作中でカイトがなにかとユウキ兄様のことを「可愛い♥」とか思うシーンがありますが、あれは私の気持ちでもありますw

この二人はお互いに誠実ムードがついてるカップルでもあります^^
フリーウィルだとお互いに守ってあげる約束とかしたりして、本当に見ていて微笑ましいんですよ~♪

マサキちゃんが作中でカイトのことを「ユウキと付き合ってるから」好きじゃないと言っていますが、これはマサキちゃんがジークフリートを愛していて、ジン兄様だけじゃなくユウキ兄様も転生後のジークフリートだからです。
出来ればユウキ兄様のことだって誰にも渡したくないわけですよ(笑)

以上が今回のお話の主要メンバーのご紹介になります^^
以下からは、創作過程でのシムたちの様子や思い入れのあるシーンなどを書こうと思いますw


これは第一話「プロローグ」の撮影のときの様子になるのですが、Sims3で創作を行うのもPoseを使うのもこれが初めてだったんですね。
なので、この頃はまだまだ不慣れなときだったのですが、イメージにあうPoseを探している最中、兄様方二人がとにかく仲良しなので、ご覧のようにしょっちゅう声を掛け合ったり、悪特質持ちなためにそれ特有の表情をしてみたりしていましたw

カルミアくんはウィンさんと一緒にAliceさんのところから来ていただいたシムのひとりになるのですが、カルミアくんが抱いているお人形は私が撮影用に用意したものではなく、カルミアくんがフリーウィルで自分でどこかでゲットして所持品に持っていたお人形になります。
カルミアくんは幼稚特質持ちなので、所持品にお人形があると、どうやら就寝時はお人形を抱いて寝ていることになるみたいで、ムードに「抱きしめる時間」というプラスムードがつくんですねw
もうそれが可愛らしくて・・・(*´▽`*)

なので、マリーが悲鳴をあげて駆けつけるメンバーには絶対カルミアくんを入れてお人形を持たせようと思っていましたw


これは第三話「前世」に登場するシーンのひとつですが、魔法書を見ているというシーンなので、作中のSSには撮影後に魔法陣を本に描きました。

これに限らず、かなりの枚数に修正を加えたり何らかの加工を施したりしています。


第四話「たすけて」は私にとってもっとも思い入れの強いシーンが多くあります。
たとえば、カイトの魔法を使うシーン。
作中ではたったの数枚ですが、実際には100枚近くSSを撮り、何回も見てどれが一番イメージにあっていて、なおかつ、不自然になり過ぎないかを私なりに厳選しました。

魔法陣を加工で入れる際もかなり苦労しましたが、フォトショップなしでド素人がやる加工なので、まぁあんなもんでしょうw

過去世は学院のあるワールドとは別ワールドに作って撮影したのですが、ユリアとマリアの家区画、この区画内には地下にジークやヴォルデやウィンさんたちの住処、ジークの遺体安置場所を作り、他に村長の家区画、ジークが初めてユリアに会った湖のある区画、これはマリアが「ママが村の人に殺されちゃう!」と知らせに来た湖と一緒の区画でもあるのですが、あと、ジークとユリアが星を見たお花畑の区画、墓地、そして、馬で疾走した森区画をそれぞれ作って設置しました。

実は墓地は二つの区画に分かれています。
これくらいの大きさの区画でいいだろう、と、最初に墓地を作ったらぜんっぜん小さくて、作り直すのが面倒だったので、お墓ばかりが並ぶ区画をすぐそばに作って、いかにもひとつの区画に見えるように撮影しましたw


これはジークがユリアの家に時々行くようになった、というシーンを撮影中のもので、ジークが微笑んでいます。
この人、すごく根が優しいんだなって感じることがしょっちゅうあるんですよ。
この人っていうか、元はジン兄様になるのですがw

悪特質が入っているから、それ特有の顔は確かにするんですけど、そうは言ってもそういう表情は滅多にしなくて、たいていはこんな風に微笑んだりしながらユリアやマリアを見つめることが多いんです。

学院の方でもそうで、学院のティーンのジン兄様も良くお友達になっているシムのお顔を見てはニッコリしてます。
他のシムも同じようなことはするんですけど、ジン兄様はひいき目とかじゃなく、それがすごく多いんですよね。
みんなのことをとても気にしていて、自分の出番がなくて他のシムが撮影しているときでも、ジン兄様だけは良く見てましたね~まるで見守ってくれているみたいに。


これはジークとユリアが一緒に星空を見ているシーンになりますが、何気に苦労したんですよ。
なぜなら、ユリアのPoseが何度上を向かせてもジークみたいにちゃんと上を見てくれないからです(^^;

ちなみに、ジークが見ているのは実は星空ではなく、OMSPを使って空中に浮かせたマリアを見つめています(爆)
それにしても、横顔もなんてイケメンなんだ(*´艸`)ウフフ
ほんと、ジン兄様はステキすぎる・・・w

この星空を見るシーン、最初は実際にシムのロマンスコマンドに星を見るというのがあるじゃないですか。
あれを使うつもりだったんですね。

で、木のそばでそれをやってほしくて、木のそばでやらせたんですけど、勝手に別のところに移動して、なんでそんなところで見るの?みたいなところで見始めたので、チートmoveObjects onで掴んで木のそばに移動させようとしたら


こんなことになってしまうことがわかり(笑)、それでPoseで再現することにしました(^^;
はははww


これはマリアがユリアの危機をジークたちに知らせて、ユリアの救出に向かうべく馬で疾走するシーンですね。
このSSは本当は作中で使いたかったのですが、マリアの冷めたような目がなんだかこのときの緊迫したシーンにイメージが合わなかったため不採用になりました。

ジークがすごくイケメンでイイ表情をしているので、使いたかったんですけどね・・・残念です。


これもイイ感じに撮れたと自分では思ったのですが、疾走シーンは全部で三枚使ったんですけど、他二枚と比べてこれは明るく見えるんですよね。
それで不採用になりました。

それにしても、馬のシーンは自分で撮影しながら、すごく良いシーンになったと思っています。
馬も騎手もPoseを使っているのですが、とても躍動感があって、なんだかみんな格好良く見えました^^


火事のシーンはどう撮影するのかすごく悩んだんですよね。
実際に火事を起こしてここまでの状態になるのか、やったことがないのでわからなかったし、それ以前に消防士が駆けつけてきたりされたら困るわけです。

で、MTSでFIREで検索したら購入できる火を見つけ、それを使って火事を演出しました。
屋根の上にはOMSPに火を載せて設置しています。

ジークは元々ジン兄様なので、ジン兄様は勇敢特質持ちなので消火活動とかされちゃったら困るなと思っていたのですが、購入できる火は火事扱いにならないのか、ジン兄様はまったく無反応でしたし、念のため、マスコンを使ってワールド内のNPCの全削除を定期的にしまくっていたのですが、そのためか、消防士もかけつけることはなかったです。

ただし、撮影後はセーブせずにリセットしましたけどねw
この火は設置できるけど削除は出来ないので・・・


ヴォルデに扮したマサキちゃんとジークのシーンですねw
これは第五話「覚醒」での撮影時のものです。

ヴォルデ時のソファーでの撮影はちょっと大変でした。
というのも、ヴォルデの服のジャケットのすそ部分がいちいち不自然にソファに食い込むからです(^^;
かと言ってOMSPで高くすると妙に浮いたみたいになっちゃうんですね。
なので、不自然に見えない高さで、なおかつ、変に食い込まない位置を見つけるのが大変でしたw


村長と村長の息子、そしてそのとりまきたちですw

彼らは今回のためだけに作った、いわばエキストラですね(笑)
誰一人として美しくはありませんが、でも、不細工にならないよう作りました。
ジークたちを見てしまったら、そりゃー人間離れした美しさで、他は誰もがかすんでしまうけれど、彼らみたいなのが本当は普通なんですよね。

特に、村長と村長の息子は、人間離れしていない範囲内で、これがリアルだったらイケメンの部類に入ってもおかしくないのでは?と思えるような見た目を目指したつもりです。
芸能人になる人と比べられたら困っちゃうけどwww

彼らは過去世のためだけに作ったシムなので、転生後の彼らは学院内にいません。


第五話で一番私が辛い想いをしながら撮ったシーンがこれです。

ジン兄様の過去世編は私が10年ほど前に実際に聞いたお話を基に作ったもので、マリアのセリフも私の創作ではなく、聞いたお話の中で前世マリアだった人が言ったセリフをそのまま言わせているのですが、作中とは言え、マリアは私の分身ですからね・・・ジン兄様に大嫌いなんて、いくら演技でも言いたくなくて、すごい抵抗があって辛かったです・・・。


これは現在のジン兄様が寝ている間に過去世にあった出来事をすべて見ることになり、泣きながら目覚めたシーンを撮影したときの一枚です。

ジン兄様って、目が一番美しい。
涙を流すシーンもすごく様になっていて、また、目に表情があるので、毎回いい目をしてくれるんですよね。

ちなみに、作中では説明していませんが、カイトがジン兄様の過去世を覗くべく大掛かりな魔法を行ってしまったために、半ば覚醒しかけていたジン兄様とマリーは完全に過去世のことを思い出してしまった、という流れになっています。

カイトが推測していたように、ジン兄様の場合はヴァンパイアだから余計にヴァンパイアだった頃の過去世を思い出しやすい状態でした。
マリーが最初にジン兄様との過去世を見ようと魔術を行ったのが満月時だったことも、ヴァンパイアのジン兄様の覚醒を促しています。

一説には、満月はライカンに、新月はヴァンパイアに影響を与えるとも言われていますが、うちでは満月に何らかの条件が揃うと、自分でもコントロールできないような「何か」が起こる、という設定にしていました。


これは第六話「再会」でウィンさん語りのシーンのひとつですね。
普段は控えめでおとなしいウィンさんが初めて感情的なものをヴォルデにぶつけるシーンで、そういう意味では貴重で、私の中では印象的なシーンのひとつになります。

もし自分が不老不死で、何百年も生き続けるとしたら、自分はどうなっているだろう・・・と今回随分考えました。

人生には限りがあるから、だから私たちは感情的になるんだと思うんですよね。
今、どうにかしなければ、次はないかもしれないって、そう思うようなことって沢山あるじゃないですか。
だから「今」にすごく熱くなったり、夢中になったり、感情的になれるというか・・・

でも、不老不死で、滅ぼされない限り、自分は永遠に変わることなく、気が遠くなるほどの果てしなく続く未来を生き続けるのだとしたら、たとえば今、目の前にいる人を失うことになったとしても、100年後とか200年後とかには転生したその人に再び会えるかもしれません。

不老不死ということは、ボケもないわけで、いつだって記憶は忘却することも色あせることもなく鮮明にあるので、たとえ100年経とうが200年経とうが、あらゆる意味で変わらない想いを持ち続けていることだろうと思うんですよね。

自分がそんな人生だったら、ウィンさんやヴォルデのように辛抱強くなり、気の長い性格になりそうです。

だから、滅多に感情的になることってないような気がするんですよね。

どうでもいいことですが、このSSのウィンさん、可愛らしい牙がお口から覗いていて、実にいいですw


第六話の最後の方のシーン。
最初はジークとヴォルデの再会シーンは導入せず、ジン兄様とマサキちゃんだけの再会シーンにして、ただ、私の中で、今までずっと長い間、辛い想いに耐えてジークのことも転生後のジン兄様のことも見守っていたヴォルデに、死んだはずのジークが蘇って会いにきた、みたいなご褒美をあげたくて、アメブロの「舞台裏と考察」の方にこの二人の再会シーンを掲載していたのですが、お話の方にも掲載したらいいのに、とフレンドのなで肩さんに言っていただいたので、そうだな・・・と思って導入することにしました^^

これはそのために撮影した何枚かのうちの一枚になります。

そうそう、創作にあたり、数え切れないサイトさまからPoseをお借りして使わせていただきましたが、なで肩さんからもPoseをお借りしてあちこちに使わせていただきました♪
今回もヴォルデとウィンさんを紹介するSSで使わせていただいています(ありがとうございます^^)

作中ではジン兄様がやってくるまで、マサキちゃんは噴水のところに腰掛けていましたが、カイトにずっと心の中に封印していた想いを吐露してしまい、頭を冷やしていたというつもりでした。
噴水=水なので、頭を冷やすというのに丁度良さそうでしょう?^^

もしジン兄様がすべてを思い出したとき、実姉とは言え、すぐそばに恋人だったユリアがいますし、同じくジークだったはずのユウキ兄様は自分でもユリアでもなくカイトと付き合ったりしていますから、ジン兄様が自分を選ぶかわからないわけで、すごく不安だったはずです。

そんなヴォルデ=マサキちゃんの前にジン兄様が現れ、すべて思い出したよ、ということを意味する「ヴォルデ」の名を呼びながらやってきて気持ちを通い合わせたシーンがこのSSのシーンになるので、これがこの回のタイトルの「再会」につながっています。

本当の意味での「再会」を果たしたシーンですね^^


これはその撮影を終えた後、朝になるのを待っている間に撮ったものですが、ジン兄様とマサキちゃんは互いに目が合うたびに笑顔を向け合ったりしていて、これはそのときのマサキちゃんになります。

ジン兄様はフレンド特質特有の笑顔だったのですが、マサキちゃんはいかにも愛おしいと思っているような、深くて暖かな愛情を感じる微笑をジン兄様に何度も向けていたので、なんだかジーンとしちゃいました^^


これは第七話「今」のカイトとユウキ兄様の甘甘シーンですねw
第二話「ユリア」でもこの二人は甘甘でしたが、フリーウィルだと本当に甘甘なのでねww
本当にこんな雰囲気なんですよ^^
とにかく、ユウキ兄様が愛らしい(*´艸`)ウフフ

作中でユウキ兄様は過去世をまったく思い出さなかったし興味もないと言っていますが、これが転生後のジークの魂が二つに分離した理由でもあります。

ジン兄様は過去世に捕われているので、そのために真面目で責任感が強く、どこか影がある。
マリーの悲鳴を聞いて駆けつけた際も、野次馬的に「どうしたどうした」で駆けつけたのではなかったですよね。
その証拠に、みんなが部屋に帰っていく中、ジン兄様だけはマリーに、みんなに言えない事情が本当はあるんじゃないかと探りを入れています。
それは、興味本位で、ということではなく、何かあったら一肌脱ごうという気持ちが無意識にあるんですね。

マリーがマリアの転生した魂だ、ということもあるんですけどね。
過去世での出来事に責任を感じたまま死んでいるので、転生後もその気持ちをどこかで引きずっているため、ユリアやマリアに対しては無意識に「守ろう」「助けよう」という気持ちが働きやすいのです。

でも、ユウキ兄様はそういうものにまったく捕われていません。
だから、過去世も思い出さないばかりか、ヴォルデの想いからも開放されています。
カイトと交際しているのがその証拠ですね。

カイトがヴォルデから話を聞きだす際、「自分だったら殺さない」と、ヴォルデがジークを殺したことに反対意見を述べていますが、実はこれも、カイトがこういうタイプだからユウキ兄様と交際している、ということにつながっていたりします。

ヴォルデもどこか影を背負っていますよね。
罪の意識を持っていたりするジークと波長が似ているのです。

そこから開放されているユウキ兄様となった魂は、カイトのように影を背負っていない、死を選ばない、別の可能性を見出そうとする力の方の波長と同調しやすいんですね。


これは最後の教室でのシーンですが、実は最初、兄様二人はPoseを使わずに、ただ、マリーたちの向かい側に立たせただけでした。

そうすると、ユウキ兄様はご覧のようにしょっちゅう動いていて、ジン兄様はあまり動いたりしないのですが、マリーとは永遠の親友になっているということもあって、良くマリーのことを見ていました。
ほら、ジン兄様はお友達になっているシムのことはすごく気にかけるタイプなのでw

ただ、ユウキ兄様がとにかくじっとしてないし、短気特質や悪特質の特有の顔をしまくるので、結局Poseを使って撮影しました(笑)

作中でジン兄様がユリアやマリアに謝罪したいと言ったことに対して、それはちょっと・・・と思った人もいたと思いますが、これだけに限らず、「私だったらこうしたな・・・」みたいに、作中のみんなとは違う考えや違う回答を持ってもらえるよう「考慮」できるシーンを随所に用意したつもりです^^

この「考慮」が実はご覧になってくださっているみなさんの「覚醒」につながったりすることがあるんですよ~^^
覚醒=過去世を思い出す、ということに必ずしもつながるわけではないのですが、魂の覚醒と言う意味では、考慮するということがとても重要だったりします。

私は実生活では占い師&ヒーラーで、弟子たちを指導していく際に、表現方法は違いますが、今回のように『創作』を用いて覚醒を促す、ということを随分やってきました。
覚醒するということは、自分を知るということにつながるので、モヤモヤが晴れたり、未来がすっきりと見えるようになったり、開運につながったりするので・・・w

そうそう、この一文は更新後に追記で書いているのですが、転生後のマリア=マリーの髪色が違う理由は、前世でのマリアがジークの死後、徐々にジークに対して自分がかたくなだったことやジークを頭ごなしに否定していたことに後悔が沸いてきて、自分の寿命が尽きるまでの年月、毎日毎日ジーク(の遺体)に会いに行きながら「もっと早くジークを受け入れていたら・・・」というジークへの想いを募らせていった結果です。
シャレじゃないんだけど、まさにジーク色に染まったってところですかねww

また、彼女は転生前と転生後では性格もジークへの対応も極端に変化していますよね。
前世のマリアは消極的でビクビクしていて偏見の強い性格でしたが、そんな自分だから駄目だったんだという結論を持って死んだため、マリーとして生まれた現在ではぜんっぜん違う性格になり、ジークを追い詰めてしまったことへの謝罪と後悔の中でジークへの想いを強くしながら死んだことから、今世ではジークと同じ黒髪になってみたり、無条件でジーク=ジン兄様大好き♪になっているというw

マリーの髪色や性格など、転生前と転生後の違いについての説明を更新後に追記しました(^^;

それから、最後に、ジークフリートはジン兄様だけではなくユウキ兄様の過去世でもあるのですが、過去世に捕われているのがジン兄様だけで、ユウキ兄様は思い出してもいないので、それで、この一連のお話のタイトルを「ジン兄様の過去世編」としました^^





長々と思いつくままに書きましたが(笑)、ひとやすみしたら、またフレンドさんのところから来ていただいているシムさんたちでお話を展開しようと思っています^^

フレンドさんたちには理解と協力をしていただいて、本当に感謝感謝です。
それがなければ、やれませんでしたから・・・。

本当にありがとうございました^^

今後、どんなお話を展開するにしろ、読後感が良いものを常に目指していくつもりです。
また次作も頑張りますので、これからもどうぞ見守っていてください♪

(*^▽^*)ノ